既卒NNTの合同説明会体験記(セミナー編)
どうも、和南城ひろたです。
前回の記事でも出てきたY社の面接の準備のため、ブログの更新が遅れてしまい、大変申し訳なく思っております。
結果はTwitter、及びこのブログ内で発表させていただきますので、どうかご容赦ください。
内定が出たら豪遊したり、このブログやTwitterの今後の運営方針を考えたりで忙しくなると思います。
お祈りされても、ツイートを暗黒に染めたり、いい加減バイトでも探さなきゃならなくなったりするので忙しいです。
つまり、どっちにしても忙しいです。
というわけで、今回は前回の続き。
前回の記事では、合説の全体的な様子をお送りしました。
ですので、今回は予告通り合説で行われたセミナーの様子や、その時にワイが思っていたことや講座へのツッコミを記事にしていこうと思います。
それでは、楽しんでいってください。
1.ES講座
ワイが会場に入ってまず最初に受けたのが、このES講座である。
ワイは開始早々セミナーに向かったわけだが、考えていることは皆同じなようだ。
続々と人が入ってくるので、ワイは一番端っこの席に追いやられる。
しかも黒板(?)が思いっきり肩についていたので、リクスーに粉が付いた。
なるほど、ワイのような既卒のゴミ屑ニートにはこんな扱いで良いという事か……。
隣に目をやると、20卒と思しき男女が何やら仲良く談笑していた。
おそらくカップルではないかと思われた。
ワイはこんなにクソみたいな人生を送っているのに、どうしてお前らはそんなに楽しそうにしてやがるんだ。
こいつらには、1年後の今頃、ワイと同じような状況になっている呪いをかけておこう。
さて、残念ながらES講座に関してはツッコミどころが特に見つからなかった。
とはいえ、折角なのでこのES講座の内容を箇条書きでざっくり紹介して、この章の結びとしよう。
・ESは熱意だけでは通らなく、志望動機(自分のやりたいことと)、ガクチカ(できること)の重なるところでアピールしよう。
・企業分析は、上の2つに加え、企業が求める力(すべきこと)が大切。
・誤字脱字には気を付け、1文が長くしすぎないように気を付け、具体的に書こう
・敬語はおかしなことになる場合が多いし、ちゃんとすると面倒くさいので禁止!
・5Wと2H(HOWとHOW MUCH)を大切に
ちなみに、講座はきっちりと予定通りの時間に終わったので、ワイは腹痛を鎮めるべくトイレに駆けていったのだった。
2.面接講座(初級)
Y社の説明を聞き終わってすぐに受けたのが、この初級面接講座である。
まず、「面接で緊張するのは当たり前」、「スムーズに話せる奴の方が胡散臭く感じる」と講師の方が言う。
しかし、前者はまだ良いとして、後者はホンマかいなとワイは思う。
スムーズに話せるのが胡散臭いというならば、ワイみたいにすぐアワワ…しちゃう奴はとても信頼できる人という事になり、どの企業からも引く手数多なはずだ。
しかし、現実にはワイのようなのは何度も何度もお祈りされ、胡散臭いと言われる奴が次々と内定を貰うのである。
次に、面接が苦手は人のパターンとして、①そもそも話す事が苦手で緊張する、②うまく話せなくて緊張する、という2パターンがあるとして(両方ワイである)、まずは緊張をほぐす方法を教えてくれた。
しかし、その方法が多少ではあるが動きのあるものであり、傍から見たら何やってんだと思われること必須であった。
話しかけられたら「緊張をほぐしてます」って返せばチャンス! ってどう考えてもピンチである。
これをやるなら、個室トイレなどの人目につかないところでやるべきだろうと思った。
しかも、これをルーティンにして――とか言っていたので、この動作自体に何か科学的根拠に基づくものではないみたい。
結局は自己暗示である。
次に、うまく話すことができない人はどうしたらいいか、ということをやっていた。
ここで気になった部分は、サークルやバイト、特技などの具体的なエピソードを用いて、自分ができることを話しましょう、といものだ。
具体的なエピソードだと?
非リア陰キャコミュ障ぼっちのワイに、そんなものがあるわけないだろう。
そんなものがあったら最初から苦労はしないのです。
それが無いから苦労しているのです。
これがストライクウィッチーズならば、私にできることを1つずつ叶えることもできるだろう。
しかし、ワイが魔法を使えるようになるには、あと数年かかる。
そしてあと数年経っても職歴なしだったら、おそらく何処も採らないだろう。
まあ、そうなれば魔法使って生計を立てればいいのだが。
ちなみに、なぜ具体的なエピソードが必要なのかというと、その人が本当にそれができるのかどうかを確かめる為なんだとか。
でも、この記事でも少し言及したけど、その具体的なエピソードすらも作り話だったり、話を盛っていたりすることだってあるよね。
自己アピールというのとは少し離れるかもしれないが、あるフォロワーがツイキャスで言っていた話を紹介しよう。
そのフォロワーの友人が、面接で空白期間を突っ込まれた際、カンボジアで井戸を掘っていたことにしたそうだ。
勿論、それは大ウソなのだが、その友人は空白期間を聞かれた際の対策として、予めカンボジアで井戸を掘ることについて徹底的に調べていたのだという。
その結果、その方はみんなが名前を知っているだろう某大手企業から内定を貰えたのだとか。
海外赴任もウェルカムな既卒NNT各位には、カンボジアで井戸を掘っていたことにすることをオススメする。
さて、そんな嘘も見破れないのだから、具体的なエピソードを聞いたところで何になるというのか、甚だ疑問である。
このセミナーの最後に教わったのが、面接での話し方のコツである。
ES講座の時にも触れた5W2Hを意識した上で、話の順序としては、
まず結論を話し、次にその理由 → 理由の説明 → もう一回結論
なのだという。
なぜ結論から話すのが良いかというと、長い話を聞いている面接官が疲れるからである。
しかし、よく考えてみよう。
先ほどの順序で話をしていたら、結構長くなるのではないだろうか。
資料の下の方に例文が乗っていたが、いや十分長いよ! って思ってしまった。
社会人の価値観はよく分からん、と思うひろたなのであった。
さて、この章はかなり長くなってしまったが、次章はこの章と重複する部分もあるので、そこまで長くはならないと思います。
最後までお付き合いくださいませ。
3.面接講座(上級)
A社とN社のおかげで5分ほど遅れてしまったが、まだ序盤だったのでそんなに影響なかった。
最初に教わったのが、笑顔の作り方だ。
これを思い浮かべるとつい微笑んでしまうものを思い浮かべればいいのだという。
さて、ワイがつい微笑んでしまうもの……、うん、ここには書けねぇわ。
それを思い浮かべたとして、確かに笑顔にはなれるかも知れないが、それはこんな感じの笑顔である。
みゃー姉には大変申し訳ないが、面接でこんな顔をしていたら、間違いなくヤベー奴である。
確実に落とされるだろう。
これがストライクウィッチーズならば、笑顔の魔法でその涙も翼に変えられるところだろうが、緊張しいのワイは涙を冷や汗に変える事しかできないのである。
せめて、ワイのブログ記事やツイートを読んだ人達が笑顔になってくれることを祈る。
次に入退室の仕方をやっていたが、ここは特にツッコミどころがないので割愛。
その次は、実際の面接でNGなこととして、逆質問の際に就活サイトのテンプレをそのまんま聞く奴がいるという話だ。
このセミナーの講師の方は、
・入社するまでにやっておくことは?
・働くにあたって大切か事はなんですか?
この二つを聞いてきた奴はもれなく全員落としたのだという。
このことに自体ついては、ワイから何か異論を唱えようとは思わない、
ただ、この2つの逆質問をNGにしても、就活ビジネス屋は別のテンプレを用意して迷える就活生達に勧めてくるだろう。
そして、その新たなテンプレをNGになり、それを受けてまた新たなテンプレが生まれ……、とイタチごっこの様になるのではないだろうか。
よくリ○○○○やマ○○○のような就活ビジネス屋が武器商人に喩えられるが、これはかなり的を射た比喩であると思う。
改めて、就活ビジネス屋はクソだと思った瞬間であった。
※ちなみに、逆質問の際は企業HPを見ても分からなかったことを聞くのが良いのだそうです。
あとは、質問されて答えに詰まった時はどうすればいいかということも教わった。
そういう時は、思い切って「少し考えさせてください」、と言ってシンキングタイムを貰えばいいのだという。
これ自体はへぇーっと思ったのだが、大丈夫だとは分かっていても、採用面接という場で沈黙の時間が続くと気まずいものがあるなぁ、と思う次第であった。
そして、そんな小休止が許されるのは、長くてもせいぜい1分程度であろう。
そのページ下部の解答例を見たが、緊張して頭が混乱している時に、そんな短時間でここまで考えるのは無理ゲーだなと思った。
今回はこれで最後にするが、「最近気になる出来事は?」と聞かれた際の対応についてもやった。
この質問はニュースや新聞の話題を聞いているもので、「近所の犬が最近姿を見せなくなって……」などとは答えてはならないのだという。
しかし、これは聞き方が悪いだろうと思う。
もし、時事系の返答を期待するのなら、「気になるニュースはありますか?」などと聞くべきである。
自分が曖昧な質問をしておいて、犬の様子のことを答えたのを責めるのはお門違いであると思うのだが。
質問が曖昧なせいで、相手が想定していた答えとは違うものを返してしまったり、どう答えたものかよく分からなかったりするのは、これに限ったことではないだろう。
ワイも父によく「今日の説明会はどうだった?」と聞かれたものだが、どうだった? と言われても返答に困るのだ。
「どこか良いところがあった?」とか、もっと明確な聞き方でないと、答える側もどう答えたらいいか分からないのである。
アニメやゲームとかでたまに、「質問が悪かった……」ってやり取りがあるけど、これがまさにそれなんだろうなと思ったのだった。
・今回の総括
既卒NNTの合説体験記なんてタイトルだったわけだけど、今回はあまり既卒も新卒も関係なかったような気もする。
さて、今回のセミナーは重箱の隅々までほじくり返してやるくらいの意気込みで聞いていたから、なんやかんやで内容が結構頭に入っているものだなあと記事を書いていて思った。
というわけで、皆さんがセミナー等に参加する際は
ブログを開設するのをお勧めします。
それでは、また次回。