#和南城ひろた待望論

和南城ひろた大明神のブログです。140字では呟ききれないことを綴っていきます。

既卒NNTの合同説明会体験記(全体編)

 


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 こんばんは、和南城ひろたです。

 

 先日、ワイは合同説明会に行ってきました。

 今年に入って初めて、就活らしいことをしたって感じですね。

 本当はクソほど行きたくなかったのですが、親が行けとうるさかったので行ってきたわけです。

 せめてブログネタにでもしないとやってられんぞ、という事で今回は説明会全体の様子を、次回は会場内で開催されたセミナーの様子を記事にしてお送りさせていただきます。

 では、楽しんでいってください。

 

 

 1.合説わず!

 合説に1度でも行ったことのある方はご存知かと思いますが、会場に入ったらまずやることがある。

 それは、自己紹介シート(合説によって名称は若干異なる場合がある)の記入だ。

 通常、数枚セットの複写式になっているわけだが、普段から筆圧の弱いワイにとって、これの記入はなかなかの重労働である。

 いつもより指に力を入れて記入するため、ところどころ字が汚くなるし、手も疲れる。

 もっと効率が良くて楽ができるシステムになればいいんだろうけど、現状ではそれが無いというのが悩ましいところだ。

 

 さて、自己紹介シートの記入が終り、早速企業ブースを回るのかと思いきや、まずは会場内でセミナーをやっていたので、それを受けることにした。

 この時の模様は次回詳しくお伝えしますので割愛。

 セミナーが終り、今度こそ企業ブースへ……、急に腹痛が襲ってきたのでトイレに行くことにした。

 会場のトイレはまあまあ奇麗だったので、なかなか好感触だった。

 一つしかない個室トイレで用を足しながら、ツイッターを見て10分くらいを浪費する。

 その間、誰もノックしてこなかったのは僥倖であった。

 だが誰だ、ワイの前に入ってウォシュレットを強にした奴は

 お前だけは絶対に許さない。

 ワイと同じ、既卒NNTになってしまえ。

 

 

1.1 Y社

トイレから出てきて最初に受けたのがY社だ。

当然、社名を晒すわけにはいかないのでY社と呼ばせていただく。

珍しく褒められたりもしたので、感触は良かったように思える。

しかし、問題はそれからなのである。

 

 

 ワイだって一端の就活生である。

 だから、この手の掌返しはたくさん見てきた。

 少子高齢化によって人手不足なこのご時世、企業も応募者集めに必死なのだ。

 だから、説明会の時とかはとりあえず「君良いね」とか「是非受けて下さい」とか言うのである。

 それで、まあまあな数が応募してくるので、後になって掌をクルックルーするのである。

 そもそも、本当にワイがいいと思っているのか、それともリップサービスで誰彼構わず言っているのかは分からないしな。

 とまあ、散々捻くれたことを書いた訳だが、褒められて悪い気はしないのであった。

 

 

 Y社の説明が終わった後すぐに、またセミナーが始まるのでそこへ行く。

 セミナーが終った後、A社の説明を聞こうとしたが、ブースには既に人がいて、説明の途中だった。

 というわけで、説明が終わるまで会場外のベンチで待つことにした。

 ソファーは如何にも座り心地が良く、普段より早起きしたワイは油断すれば寝てしまいそうだった。

 寝てしまわないようにメルストをプレイしていると、向かいの席にワイと同じような(それは失礼かリクスー姿の男が座った。

 その男の自己紹介シートが目に入り、ワイの眠気が吹っ飛ぶ。

 彼、なんと東京の大学に通っている20卒だったのである。

 

 どうして東京からはるばるこんな片田舎に……?

 えっ、都会の方で就職しないんか?

 こっちが地元なんか?

 

 等々、気になることはたくさんある。

 しかし、ワイはコミュ障なので、見ず知らずの他人にいきなり話しかけるなんて無理ゲーである。

 そんなコミュ力があるなら、卒業前には内定を貰い、今頃はどこかで働いているはずなので、こんな合説なんて来ていない。

 向こうも向こうで、こんな田舎者の既卒NNTなんかに興味ないみたいなので、結局一言も話さず終わったのだった。

 

 

 1.2 A社

 さて、A社の説明を受けようと待っていたのだが、なかなか終わらない。

 ブースのすぐ横の壁に身を隠して待ち続ける。

 いつまで経っても終わる気配がないので、壁に貼ってあったポスターや参加企業一覧を見て時間を潰すことにした。

 ポスターの方に目をやってみると、「服装自由」という記述を見つける。

 えっ、服装自由だったのかよ。

 まあ、転職者等も対象の説明会なので、当然と言えば当然である。

 自由だって分かっていたら、わざわざスーツなんて着ないで私服で来たのに。

 とはいえ、本当に私服で来ている奴がいるのか、試しに周りを見渡してみる。

 黒、黒、黒、黒、黒、黒、黒、黒……

 

 服装自由なのにリクスーと制服しかいねーじゃん!

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出典:ブックオフのCM

 

 私服で来ていたのは、見た感じ中年のおじさんとおばさんの2人だけだった。

 服装自由とは名ばかりである。

 或いは本当に服装自由なのにも関わらず、就活生達が忖度した結果会場が黒ずくめになったのか。

 その答えは神のみぞ知るところだろう。

 

 さて、前の人が出て行って、ようやく入れるかと思った刹那、忽然と現れた運営スタッフがA社のブースにやってきて、何かやり始めた。

 ポスターを貼ったり、ブースの壁をずらしたりと、ワイにはよく分からないことをやっていた。

 このゴタゴタが一因となって、最後のセミナーに遅れることとなったのは言うまでもないだろう。

 すったもんだがあって、ようやくブースに入れたワイ。

 担当者が会社のことや業務内容を説明していく。

「インフラなので年中無休でやっていますから、休みは少ないんですよ」

 まあ、休みが少ないのは事前に待遇を調べ知多から知っていた、

 しかし、これだけならただ休みが少ないだけのクソだ。

 「勿論、弊社はただ休みが少ないだけじゃないんだぞ!」と言わんばかりに、担当者が、

「その代わり、9時~17時ですので、他所より短いです」

 というのである。

 まあワイからしたら9時~17時でも十分長いのだが、日々の就業時間を短くすることで、土曜の午前勤務の穴埋めをしているのだろう。

 しかし、ワイが1日のスケジュールを聞いたら、出社からあれやこれやと説明した後に、担当者から衝撃の一言が飛び出す。

 

「まあ、残業も多少は……ね?」

 

 それじゃあ、労働時間短くしている意味ね―じゃん!

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出典:ブックオフのCM

 こういう所でバカ正直なところが憎めないA社だった。

 

 

 1.3 N社

 次のセミナーまで時間もないので、A社が終わってすぐにN社に向かった。

 ここは技術系の会社だ。

 まず始まったのが、○○賞を取ったとか、そんな自慢話だ。

 数分の弊社スゴイんだぞマウントの後、業務や会社の説明に入る。

 詳しくは明かせないが、出張で1か月くらい見ない社員もザラにいるとか言っていて戦慄した。

 説明はサラッと終わって、今度は製品紹介のVTRを見せられた。

 これが結構長く、大体10分くらいあっただろうか。

 明らかに説明パートより動画の方が長かったように感じてならない。

 そして肝心な動画の方も、音量が小さいのと周りのブースで説明に熱を帯びているせいで、何を言っているのかほとんど聞き取れない。

 ただ機械が動いている所だけを見せられ続けたのである。

 ってな訳で、N社の説明はほとんど製品の紹介で終わったのだった。

 

 

 そんなこんなで、最後のセミナーに5分ほど遅れることとなる。

 そして、そのセミナーを受け終わったワイは、他に気になるところも無かったので、とっとと帰ったのであった。

 開催時間はまだまだあったんだけどね。

 ワイは色々と忙しいもんで、ね。

 無職のくせに何が忙しいというのか。

 

 

・今回の総括

 さて、今回の合説には、既卒はNGみたいなところも結構あって世知辛いなぁと思ったな。

 というわけで既卒NNTで合説行くよって方は、出来れば事前に参加企業が既卒OKかを調べておくことを強くオススメします。

 会場来てみたはいいものの、説明聞いてみたいなーって思ったところが軒並み既卒NGだったら悲しい気持ちになるからね。

 

  というわけで、今回はこれでお終い!

 最後に、ワイと時を同じくして会場に来ていた新卒の皆さんには、この歌を送ろうと思います。

 

 ほーら、ワイのこと見―てーごらーん

 これがーあなたのー1年後

 ほーら、ワイを見てごーらん

 これがー、あーなたーの未来