就活本に”前向き”を強要され、顎関節症になりかけた話
こんばんは、和南城ひろたです。
大分ブログの更新が滞っていましたので、大変申し訳なく思っています。
皆さんは、顎関節症という病気をご存知でしょうか。
口を開けたりすると、顎がパキパキ鳴る病気です。(より詳しく知りたい方は顎関節症
のところのリンク踏んでね)
なぜ顎関節症の話をここでしたかと言いますと、実はワイ、某就活本に「前向きさ」を強制されたせいで、顎に違和感を覚えるようになりました。
そしてネットで調べてみると、それが見事に顎関節症の症状と一致していた、と……。
このままだと頭も顎もどうにかなってしまいそうだったので、その就活本はちゃっちゃとブックオフに売ってしまい(450円になった)、そこを受けたのを最後に現在まで就活はしていない。
※ちなみに、その最後に受けたところというのは、この記事でチラッと触れたNG質問の数え役満みたいな面接をされたところである。
というわけで、今回は顎がぶっ壊れる寸前までいった経緯と、前向き至上主義みたいなものに対してワイが思うことを綴っていきます。
それでは、楽しんでいってください。
1.前向き前向き前向き前向き前向き前向き
ワイが最後に受けたところは、NG質問の数え役満みたいな面接の他に、筆記試験として小論文が科されたのね。
当時、ワイは公務員試験用の小論文本しか持っていなかったから、民間用のそれを学生生協で買ったわけだ。
それが呪われしレメゲトンの書であるとも知らずに……。
で、寝る前の時間とかを使って、本当は卒論用の本やラノベでも読みたい気持ちを抑えながらも、その小論文本を読んでいたのね。
テーマ別の例文集みたいなのがいっぱい載っていて、そこと端っこに書いてあるアドバイスを何回も読んで頭に叩き込んでおこうと読み進めていく、
すると、
もっと前向きなことを書きましょう。
最後は前向きな意見で締めくくった方が~~
前向きな考えが表れていて良いですね。
みたいな感じで、見開き1ページのどこかに必ず「前向き」って単語が入れなきゃならないノルマでもあるのか? ってくらい「前向き」って単語が出てきやがるのな。
マジで「前向き」って単語が書いてないページを探す方が難しいんじゃないかというレベルで。
うるせえんだよ!
後ろ向き人間で悪かったなコノヤロー
って思ってイライラしながらも、毎日毎日その対策本を読み込んでいたんだ。
するとある時、顎が凝っているような感じがしたのと、口を開けたり噛んだりした時にコメカミの辺りが痛むようになったんだよね。
数日後には、顎を動かすと変な音がするようになってきた。
何だろうと思ってネットで調べてみると、どうやら(というかやっぱり)顎関節症っぽいぞって事になったって訳よ。
でも、どうして顎関節症になったんだろう。
頬杖突いたりしているから?
それとも、いつも横向いて寝ているから?
とか色々考えながらも、すっかり日課になっていた小論文本との睨めっこを始めた時、ようやく気づいた。
あっ、こいつが悪いんだ、と。
では、なぜその小論文本が原因だと思ったのか。
それは、その本を読んでいる時にワイがグッと歯を食いしばっていたからだ。
どうやら、ワイは極度にイライラすると噛みしめる癖があるらしく、そのせいで顎に相当な負担がかかったのだろう。
現に、最後のところにお祈りを頂いてから就活をお休みして、その小論文本も目にしなくなってからというもの、見る見るうちに症状が改善していったのである。
現在では、顎に一切の異常は感じられない。
やはり、就活なんて、百害あって一利無しやな!
という事は、なんかの拍子に就活を再開したら、またワイの顎はおかしくなるのかな……?
とりあえず、もう二度と民間用の小論文本は読まないと心に決めたのだった。
2.ネガティブで何が悪い
某 #就活 用の小論文対策本でイラっとしたこと
— 和南城ひろた (@Cortiachanlove) 2018年12月30日
その本さ、
『前向き』
この単語が見開き1ページの必ずどこかに出て来るのな
前向き前向きうるせーよバカ
大体、みんながみんな後ろを振り返らずに前だけ向いて突き進んで行ったら
間違いなく人類滅ぶわボケ!
ってその出版社に言ってやりたいよ
なんか最近、後ろ向きやネガティブな考えを絶対悪のように見なし、徹底的に排除しようとするような風潮があるように思えてならない。(ワイの被害妄想かも知れんけど)
ただ人より少しネガティブなだけで
「こっちまで暗くなるかやめろ」
とか言われることだってあるだろう。
少なくても、ネット上ではそんな言説を見ることも珍しくないように思える。
そんなこと言われたら、余計に気が滅入るっての。
しかし、何事もバランスが大事なのは言うまでもない。
ポジティブな奴が組織にいることはいいことであるが、同様にネガティブな奴も組織に必要なのである。
上のツイートにも書いてある通り、全員が後ろを一切向かずに、ただ前だけ見て全力疾走していったら、おそらくその組織は地獄の一丁目駅まで突き進んで行くだろう。
だから、時々後ろを振り返ってみて、行き過ぎたと思ったら急ブレーキをかけたり、場合によっては引き返せるようにネガティブなことも、いわば陰の部分も大事だとワイは思う。
しかし最近は(昔からなのかもしれんけど)、明るくて、前向きで、ノリが良くて……みたいな陽の部分ばかりが評価され、陰の部分が社会から徹底的に排除されようとしている気がしてならない。
しかし、本当でそれでいいのだろうか。
明るさやコミュ力、ポジティブさだけが人間の全てなのだろうか。
もしかしたら、話下手で大人しい奴の方が、真面目に黙々と仕事をこなしてくれるかもしれない。
ネガティブな奴の方が、危機管理意識がしっかりしていて、愚かで無謀な行動に出ないから、安心して仕事を任せられるかもしれない。
そういう所まで考えずに、ただ「前向きで明るい雰囲気だから~」とか、「コミュ力がありそうだから~」って理由だけで人間が評価されて採用される。
そして、ただネガティブだったり、口下手だったり、暗い雰囲気だというだけで、真面目に仕事をこなしてくれそうな人まで社会から排除されていくのである。
そんなやり方で人を評価して採用していくと、いずれ組織の中に大事なストッパー役までもがいなくなってしまい、いずれ深刻な事態を引き起こすことになるだろう。
その最たる例がバイトテロではないだろうか。
すき家の件にしても、くら寿司の件にしても、ビッグエコーの件にしても
— 和南城ひろた (@Cortiachanlove) 2019年2月8日
昨今のコミュ力()と明るさ至上主義も事の一因だと思うぞ
例の不適切動画のような事をしちゃう奴と、真面目に黙々と仕事しそうな奴だと、
前者の方がノリが明るくてコミュ力ありそうに見えるだろうから面接時に評価されるじゃん? pic.twitter.com/2ndRJcHsLh
バイトテロみたいなことが起きる要因として様々なものがあるだろうけど、昨今の明るさ・前向きさ信仰みたいなものもその1つであろうと思う。
そのツイートにもある通り、バイトテロをするような奴は、大体明るくて、ポジティブで、ノリが良さそうに見えるから、面接などでは評価されやすい。
明るくて、前向きで、ポジティブで、行動力があって、積極的で、ノリがいい。
これらは明るさ・前向きさ真理教の信者が大好きであろうワードだ。
そんな要素を全て備えて、さらにそれらを先鋭化させたような存在がいるのをご存じだろうか。
ただその場のノリと勢いだけ生きている、ピーマンのように頭の中が空っぽなウェイである。
さて、明るさ・前向きさ信仰の面接によって、その職場内がそんな奴らだけになってしまったら、一体どうなるだろう。
想像するだけで恐ろしい。
もし、その内の1人がバイトテロ動画のような悪ノリを始めようとしても、最早それを制止してくれるほどの良識を持った者はいない。
それどころか、他の者も周りの空気に同調して、何の抵抗感もなく軽いノリでその悪ノリに加担してしまうだろう。
まさに、軽いノリで悪ふざけを始め、軽いノリでそれを動画に撮り、軽いノリでインスタグラムに投稿しているのである。
その時、彼らは「こんな事をしたらどうなるか」、みたいなネガティブで後ろ向きなことは全く考えなかっただろう。
だって彼らは底抜けに明るくて、どこまでも前向きでポジティブなのだから。
このようになってしまった組織や集団は、さながらブレーキのぶっ壊れた暴走列車である。
どんなにヤバい状況になっても止まろうとなんて思いもせず、というかヤバい状況になっているとは気づきもせず、破滅への道を猛スピードで突き進んで行くことだろう。
そして、その暴走列車の行き着いた先が、おでんを吐き出して踊ったり、床に氷をぶちまけたり、魚の切り身をゴミ箱へリリース&サルベージしたりといった、所謂バイトテロだったのではないだろうか。
これらの所業はまさに、魑魅魍魎が跋扈する地獄の一丁目一番地の様相である。
とはいえ、バイトテロ程度で済むなら(言い方は悪いが)まだマシな方だろう。
最後に、ポジティブ思考によって2008年の金融危機(リーマンショック)が引き起こされた、という記事があったので、興味のある方は下記URLの記事を読んでもらいたい。
(https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6219_2.php)
まさしく、上のワイのツイートでいう所の、「後ろを振り返らず、ただ前だけ見て突っ走って行ったら――」ってやつである。
特に、明るさ・前向きさ真理教信者の人事たちには(多分こんなブログ読んでないだろうが)、本当にこのままで良いのかどうか、よーーーーーーく考えてもらいたいものである。
・今回の総括
ここまで色々と御託を並べてきたわけだが、たまには他人のアドバイスも素直に受け止めてみてもいいのではないかとも思うワイがいる。
というわけで、ちょっとだけ前向きになってみた。
狂ったように前を向かせようとする就活本も、クソみたいな前向き至上主義も、ブログネタになったから良かったぜ!
ラッキー、ラッキー
アキラッキー☆(えっ、これもう古い?)
手書きの履歴書はクソである
どうも、和南城ひろたでございます。
現在ワイは絶賛ニート野郎なんですが、就活がしたくないでござんす。
就活したくない理由は挙げればキリがないほど色々あるけど、その一つに、
履歴書を手書きで作成しなきゃならない
というものがある。
最近ではOpenESなどのサービスが出てきて、一昔前よりかは効率化が進んできたと言われているな。
とはいえ、ワイが昨年度就活をしていた感じだと、手書きの履歴書やESを要求してきたり、手書きの方がベターだという企業はまだまだ多いように思われる。
というわけで、今回は採用現場の手書き信仰に対するワイの怒りを綴っていこうと思います。
1.とにかく、こちらの負担が大きすぎるんじゃい!
履歴書の1枚や2枚、手書きで書くくらいたいしたことないやろ、と思うかもしれない。
しかし、まずはシャーペンで下書きをして、それからペンで丁寧に、字を間違えないように、枠に収まるようにある程度小さな字で、かつ字が潰れないように……って書いていると、履歴書やらESをたかだか1枚記入するだけでも、実はかなり大変なのである。
まず、1枚書くだけでアホみたいに時間がかかる。
ワイの大学指定の履歴書はA3サイズである。
住所や学歴などの記入欄の他に、志望動機、ガクチカ、自己PR、趣味・特技、資格、演習及び研究課題と、鬼のように書くことがあるのだ。
これを全て手書きで書くとなると、大体6時間はかかってしまう。(実際に何度も書いてみて、いつもこれくらいかかっていた)
6時間だぞ、6時間。1日の1/4だ。
この6時間で何ができるか考えてみよう。
・本を一冊は読める。
・今のワイならブログの記事を2本くらい書ける。
・アニメ1作品を1クール分消化できる。
・メルストのレイドボスをスキップ機能を使わずレベル1から120くらいに出来る。
・お昼ご飯を食べて、カラオケ行って、スーパーやコンビニに寄って、帰ってきてお風呂に入って、上がって髪乾かして、晩御飯を食べられる。
・バイトしていれば5000円は稼げる。
キリがないのでこれくらいにするが、たった1枚の履歴書を手書きする時間でこれだけのことが出来るのである。
これだけの時間を費やして、貰えるのはせいぜい薄っぺらいお祈り通知書1枚だ。
やってらんねーよ!
しかも、これだけ長時間同じ姿勢で作業していると、身体があちこち痛くなってくる。
首、肩 手頸、掌の筋肉etc
これらの痛みのせいで、その日の夜はサロンパスでフルアーマードだ。
まあ、ワイの姿勢が悪いだけかもしれんけど。
そんな状態になることを強制するなんて、もはや暴力の領域だよ!
さーらーにー
たった一文字の誤字すら許させぬという超鬼畜仕様な履歴書の記入作業。
もし1文字でも間違えたり、力加減ミスって文字が潰れたりしたら、また最初からやり直しである。
そんな状態である。
当然、尋常じゃないレベルで神経を使う。
まるで手作業で地雷を除去しているかの如き極大の緊張感である。
そんな一挙手一投足に細心の注意を払わなければならないほどの集中力を、下手すりゃ6時間ぶっ続けで維持させられるのである。
そんなん、頭おかしくなりますわ。
たった1枚の履歴書を記入するだけでも、これだけの時間も体力も気力も使うのである。
それにも関わらず、奴らは平気な顔してお祈りしてきやがるのだ。
ここまでやらせるからには内定をよこせよ。
まあ、そこまでは言わないにしても、ここまでの労力を鑑みて、ある程度の選考段階まで進んだ者を落とす場合には金一封くらいはしてもらいたいものだ。
2.424年の無駄使い
ここまでは、履歴書を1枚手書きするだけでも結構堪えるんだぞという話をしてきた。
では、この履歴書の手書きによって、一体どれだけの時間が浪費されているかをこの章で書いていこうと思う。
まず、2018年度の新社会人は一説によれば93万人と推定されている。(今年の人数が見つからなかったので、去年のものを使わせてもらった)
で、履歴書1枚を手書きで作成するのにかかる時間を、4時間と仮定する。
これらを使って、全新社会人が1枚の履歴書を手書きで作成するのにかけた時間を単純計算すると、
930,000×4=3,720,000時間
これを日数に直すと
3,720,000÷24=155,000日
これでもまだピンと来ない人もいるかもしれないので、さらに年に直すと
155,000÷365=424.657……
うるう年のことも考えて、小数点以下を切り捨てても424年だ。
※色々とガバガバな計算でごめんなさい
つまり、新社会人が全員手書きの履歴書なりESを1枚作成したならば、1人の人間の約424年分の時間を使うということになる。
これはどう考えても勿体ない時間の使い方であると思うのだが……。
学生達にはその分の時間で遊んでもらった方が経済も回るだろうし、424年あれば何ができるかなんて、もはや考えるまでも無いだろう。
えっ、履歴書書くのに4時間もかからんだろ……って?
じゃあ、半分の2時間と仮定しよう。
それでも212年だ。
手書き信仰さえなくなれば、この数百年が浮くのである。
しかも、たった履歴書をたった1枚ずつ作成するという想定だぞ?
今年の新社会人が履歴書の手書き作成したにかけた全ての時間を考えるならば、もしかしたら、日本国の歴史を超えているかもしれない。
なんと恐ろしいことか。
3.文字で性格が分かるわけがなかろう
「文字に性格が出る」だとか、「字を見れば人がわかる」だのと、カルトじみたことをほざいている人事のなんと多い事か。
字を見ればその人の性格が分かる。
果たして、そんなことが本当に可能なのだろうか。
実は、「文字でその人の性格が分かるか」ということについては既に研究されており、その結果は文字で人の性格を判断することは不可能であるというものだった。
※これらの研究に関しては、1982年にテレサ・アマビール博士が行ったメタ分析による研究や、1992年に出されたクワントレン工科大学のレヴュー論文が有名とされている。
つまり、「文字を見たら性格が分かる」というのには、科学的な根拠はないのである。
文字で性格がどうこうなんて、所詮は血液型性格診断と同レベルの全くのデタラメ、迷信、疑似科学であるという事だ。
まったく、あと1か月で平成から令和に変わるというのに、企業の採用担当者様ともあろうお方が、いまだにそんな疑似科学を信じているとは……
呆れて物も言えないよ。
マジで誰も幸せにならないから、手書き信仰なんて平成に置いていってほしいものだ。
えっ、何?
「性格というのは少し語弊がある」
「我々は手書きかどうかで、誠意とか熱意とか本気度を見ているんだ」
だと?
ほう、手書き=誠意、熱意、本気度 と仰るか。
ならば、そちらも内定通知書やお祈り通知書を全て手書きで書いてもらおうではないか。
メール一通で済ましたりするなよ。サイレントなんて以ての外だ。
だって、誠意や熱意をもって本気で採用活動をしているんでしょ?
え、そんなことはないって?
だったら、こっちにもそれを強要するなって話なンだわ。
・今回の総括
果たして、日本企業が手書き信仰から脱するのが先か。
それとも、ワイが脱ニートするのが先か。
その答えは、勿論
トランキーロ、あっせんなよ。
なんか、どっちも永遠に来ない気がしてきたゾ……。
新大学1~3年生の皆様へ
どうも、和南城ひろたです。
4月から新生活が始まりましたが、(特に大学生の)皆様はどうお過ごしでしょうか。
新1年生なら入学式がもう終わったという人もいれば、これからという人もいますかね。
新2年生なら初めて後輩が出来ますかね。
新3年生は、今年からゼミが始まるよって人もいることでしょう。
さて、今回はそんな新大学1~3年生の皆様向けに書いた記事になります。
新4年生も、卒業まで1年くらいあるから、今ならまだ間に合うかもしれないので、読んでおいて損はないはず。
特に、「自分は就活で苦戦しそうだなぁ」とか、「というか、そもそもサラリーマンとしてやって行ける自信はないぞ」とか思っている人や、
本ブログの最初の方の記事、「就活に向いていない人」に共感してしまうような人は、この記事に書いてあることを胸に刻んで下さい。
ワイみたいに既卒NNTになり、人生終わりかけのレディオになってから後悔しても遅いですからね。
それでは、早速本題へ行ってみよう(敬語やめるサイン)
1.就活回避の行動をすべし!
ワイには現在、ものすごく後悔していることが二つある。
1つは、ビットコインなどの仮想通貨の価値が急騰する前に大量入手しておかなかったこと。
そしてもう1つは、理想は大学1年生の頃に、遅くても3年生の頃までに、ブログやサイトを立ち上げるなどして、雌雄活に失敗してもいいように食い扶持を確保しておかなかったことだ。
だいたい、サイト作るのにかかる費用なんて、せいぜいドメイン代やらレンタルサーバー代やらで、せいぜい年に2万円くらいだ。
はてなブログProに至っては、年にたったの7200円だぞ。
その程度のはした金をケチったがために、ワイは今こんな底辺ブログの記事を書きながら地獄を見ているのである。
だから、これを読んでる皆には、ブログやるなり、サイト立ち上げるなり、投資するなり、いっそのこと学生の内に起業するなり、はたまた趣味を極めるなりして、万が一就活失敗しても収入が得られるようになって欲しいのだ。
もう少し世間的に聞こえの良い言葉で言うなら、
何事にも失敗を恐れずチャレンジしろよ
ということだ。
趣味を極めるというのはまあ別にしても、ブログにしてもサイトにしても何にしても、全力で取り組んでいるなら数年もやっていればそれなりに成果は出てくるだろうしさ。
ワイはまだ1か月くらいだから全く成果出てないけど。
もちろん、それで食べていくのは決して楽ではないし、下手すれば普通にサラリーマンするよりキツい修羅の道かもしれないけど、人間には向き不向きってあるからね。
だから、モラトリアム期間中にとりあえず何でもやってみて、それからどうするか考えても遅くはないんじゃないかな。
何かを始めるのに、早すぎることもなければ、遅すぎることもないんだからさ。
何度も言うけど、ワイみたいになって後悔しても知らんからな?
想像してごらんよ。大学卒業後も職が決まっておらず、収入がない状態で0からブログを書いて修行しているという状況を。
鳥肌が立つだろ?
ワイは泣きたいよ。
ちなみに、ワイは「今始めるならこれがオススメ」とか、「こうすれば儲かるよ」とかは言わないゾ。
そんな成功した実績なんて皆無だし、何より
自分の事で精一杯だからな!
※あと、今までの話とはあまり関係なくなるけど、4年生になる時にゼミの他にもう一つだけ取らなきゃならない講義があるって状態にしておくのがベストやな。
どうして? ってか。就活失敗したらその講義をバックレていつでも留年できるようにするためさ。
2.悪い大人にご注意を
さて、ここまで散々煽ったわけなので、世の中には悪い大人がいるから気を付けてねって事も書いとかなきゃならないな。
皆さんがクソみたいな奴らの養分になることはワイも望んでないので……。
TwitterなどのSNSをやっている人なら分かるとは思うけど、人間の楽して儲けたいという欲に漬け込み、金を騙し取ろうとしたり、詐欺まがいの情報商材を売りつけようとする輩のなんと多い事か。
「私たちは~~~なビジネスをやっていて、今そのメンバーを増やそうと……」
「アフィリエイトに興味があるんですか? ならば僕が教えましょうか」
「株(またはFX)で、絶対儲かる方法教えます!」
みたいな勧誘文句がTwitterのDM(ダイレクトメール)に届いたことのある人は多いと思う。
言うまでもないだろうが、そんな奴らは全員詐欺師だと思っていいぞ。
※ちなみに、毎年3月1日、すなわち就活の解禁日が近くなるとこんなツイートが大量に沸く。
アフィリエイトのコンサルだけに限って言っても、本当に力のある人も中にはいるらしいけど、
99%詐欺まがいの奴だからな。
だいたいさ、
わざわざTwitterでDM送って誘ってくるような奴にロクなのはいないからな!
だって、本当に実力があれば、そんなことをしなくても自然と顧客はつくはずでしょ?
「一緒にビジネスやりましょう」だ?
なんでTwitterのツイート読んだだけで見ず知らずの奴を誘えるんだ?
どう考えてもおかしいやろ。
ぶっちゃけね、そんな何処の馬の骨か知れない怪しい奴らに大金を託して賭けるくらいなら、最寄りの書店やAmazon等で本買って独学でやる方が絶対に良いからね。
その方が費用も安くて済むし、何より確かな実力が付くやろ。
今これを読んでいる君が新3年生だとしても、卒業まで約2年ある。
それだけあれば、独学でも成果出すには十分だと思うよ? 知らんけど。
3.勧誘系アカウントの見分け方等々
君子危うきに近寄らず
と昔の偉い人は言ったみたいだけど、それはまさにその通りだと思うよ。
Twitterで「ブログ書くのに興味あるよ」とか、「楽して稼ぎたいンゴ」みたいなことを呟いていると、詐欺まがいの勧誘垢からフォローされたり、フォロバすると勧誘DMが来たりすることがある。
フォローされたら基本的にフォロバしてるって方針の人も多いと思うので、ここではそんな詐欺まがいの勧誘アカウントの見分け方や回避方法を教えようかなと思います。
フォロバをする前に、まずはその人のプロフィール欄やツイート内容を見てみることだな。
ツイートに関しては、ビジネスとか成功者がどうのこうのとか、この記事の 1. のところで書いてあるようなことばかり呟いているアカウントはフォロバ非推奨や。
プロフィールに関しても同様に、アフィリエイトだのFXだのお金儲け関連の文言が並んでいたらフォロバしない方がいいかな。
というか、プロフィールに書いてくれている奴はかなり親切やな。
落とし穴掘っておいて、その前に「ここに落とし穴ありますよ」って書いた看板を立ててくれているようなものだからな。
それでも、一見そうは見えないけど実は勧誘垢だったとか、フォローもしていないのにいきなりDMで勧誘してくるケースも考えられるな。
もし、そんな感じで勧誘されたら、絶対にDMを返信せず、そのアカウントをブロック&運営に通報するのがベストや。
とまあ、ここまで勧誘された場合について書いていったけど、「勧誘、業者はお断り」みたいなことをプロフィールに書いておけば、DMで勧誘されることはそうそうないと思うよ。
というわけで、
・今回の総括
まあ、今回は不安を煽るようなことをいっぱい書いたけど、大抵の人は就活も何とかなるし、何だかんだで社会に適合していけると思うよ。
ワイは何とかならなかったけどね!
新元号と、新社会人になれなかったワイ
どうも、和南城ひろたです。
今日は新元号が発表されましたね。
「令和」だってさ、「令和」
もう平成じゃなくなるんやねぇ……。
まあ、令和の施行は1か月後なので、今月末までは平成なんだけどね!
読者の皆さんは新元号が発表された時に何をしていましたか?
ワイはちゃんとテレビの中継を観てたんだぜ!
そして令和が旬なうちに何回かツイートもできた。
ってな訳で、今回は新元号の発表を生で観られたワイの喜びをお楽しみ下さい。。
1.NNTであったおかげで
ワイは今年3月で大学を卒業した身。
つまり、平成最後の卒業生である。
本来ならば、新元号が発表された瞬間、ワイはどこかの会社の入社式に出ているか、新人研修を受けている頃だっただろう。
ところがどっこい、ワイは午前11時40分頃に菅官房長官の顔と、墨で書かれた「令和」の文字をテレビで観ていたのである。
そして、Twitterで #令和最初のニート とか呟いているのである。
まだ平成が終っていないのにも関わらず。
そう、ワイは既卒NNTであったが故に立ち会えたのだ。
いや、立ち会ってしまったのだ。
新しい元号が発表されるという、歴史的な瞬間に。
こんな瞬間は、人生でそう訪れることはない。
せいぜい、人生で1回か2回あるかないかの超レアイベントだ。
この次の元号発表までワイが生きているとも限らないから、この「令和」が人生最後の元号になるかもしれない。
そんな歴史的なイベントに、新しく社会に出ていく極大の緊張感とは一切無縁の状態で立ち会えたのだから、もしかしたらワイは相当恵まれているのかもしれない。
そう思ったら、今まで散々ワイにお祈りを寄越し、社会から排除しようとしてきた企業たちにも感謝するべきなのかも知れないな。って、そんなことTwitterでも言ったな。
・今回の総括
既卒NNTなんて本来なら負の要素しかないけど、偶にはこうして良い事もあるものだ。
とはいえ、新元号も発表されちゃったことだし、もはや既卒NNTのメリットなんて、せいぜいそのコンテンツ力くらいしか残っていないだろう。
てか、今回は見出しに番号付ける必要なかったね!
ヤベェ、ヤベェよ……
こんばんは
和南城ひろたです。
ヤベェ、ヤベェぞ……。
勢いでブログ始めたのはいいものの、早くも書くことが思いつかねーぞ。
というわけで、今回はブログネタの無さに困ったワイの嘆きをお楽しみ下さい。
前回・前々回と少しハードな内容だったし、たまにはこういうのも良いでしょ?
1.ワイの人生が薄っぺらすぎるんや
そもそも、どうして初投稿の挨拶を含めて4記事しか書いていないのに、早くもブログネタが枯渇しているかと言えば、
ワイが薄っぺらい人生を送っているから
コレに尽きるわけだ。
どれくらいの薄っぺらいかと言えば、お祈り通知の入った封筒くらい薄っぺらい。
ほとんど一日中家の中にいて、特に何かするわけでもなく、寝ているかTwitterしているかゲームしているかのどれかなんだから、そらそうなりますわ。
まあ、外に出たところで、こんなド田舎じゃブログネタになりそうな事なんて起きないけどな。
大体、魔材(モンスターエナジー)を初めて買って来ただけで4回もツイートできちゃうくらいだからね。
何も起きなさすぎだろ、ワイの人生。
というか、よくこれでTwitterを5か月近くも続けられているよな。
もはや奇跡でしょ。
2.時間の流れが早く感じるのは
ブログネタが無いと言っても、全く何も無いというわけではないんよ。
一応その時のテンションに任せて途中まで書いたやつもあるけど、後から読んでみてこれは面白くなりそうにないなぁと思って自己ボツにしたのもあってな。
これはその記事で書こうとした話だけど、いい機会だからここで書くわ。
少し前に、「チコちゃんに叱られる」というTV番組で、
「大人になると時間が早く過ぎるのは、トキメキがなくなったから」
みたいな事を言っていた。
その時は、これから年を取ってもこんな風にはなりたくないなあと思いながら観ていたわな。
しかし、それから1か月ほど経った現在のワイはどうかというと……。
特に楽しいこともなければ何の刺激も変化もない、まるで永劫回帰のような毎日を過ごしているじゃないか!
そう、ワイの日常には、まさにトキメキが欠如しているのだ。
確かに、最近1日経つのがすごく早く感じるもんよ。
だってよ、もう3月が、1年の1/4が終わるんやで?
いやー、お正月からここまで本当にあっという間だったよ。
まさに光の速さで日々が過ぎ去っていくよ。
こんな体たらくじゃ、マジでチコちゃんに叱られそうやな。
ぼーっと生きてんじゃねーよ!
ってね。
3.そもそも、ブログの運営方針どうしませう
これまで(って言っても最初の挨拶を除けば3記事しかないけど)、主に就活への愚痴をメインに書いてきたんだけど。
これからどういう方向で記事を書いていこうか、と地味に悩んでいる。
・当初の予定通り、ワイの日々思っていることを書き連ねていくか(いわゆる雑記ブログやな)、
・それとも就活への愚痴を専門としていくか、
・もう少し視野を広げて、既存の社会システムや価値観への批判か
・いっそのこと、プロレスブログにでも大転換するか
・ワイがTwitterで毎日やっている本日の晒し麺をこっちでやって、カップ麺のレビューブログにするか。
色々と案は出てくる訳だけど、果たしてどうするかねぇ
とりあえず、これ全部をここでやるって選択肢は無しにして……。
ここのコメ欄じゃ当てにならなさそうだし、今度気が向いたときにTwitterでアンケートでも取ってみるかね。
フォロワーの内何人がこのブログをちゃんと読んでくれてるかは知らんけども。
・今回の総括
まぁ、今回はブログに書くことが無いってことを嘆いたけど、
このブログを辞める訳じゃないからな!
だから、毎回このブログを楽しみにしてくれている読者のみんなは安心してくれよな。
まあ、このブログの更新を心待ちにしている人が存在しているかどうか知らんけど。
これからも面白いブログを目指して精進していきますので、今後とも末永くよろしくお願いします。
面接って、本当に必要?(後編)
※この記事は筆者がただ単に「面接が大っ嫌いだから」という理由で執筆されたものです。あまり深く考えず、生暖かく見守りながら読み進めていってください。
どうも、和南城ひろたでございます。
まずは、Wi-Fi回線の調子が悪かったもので、前回の記事の中で予告していたより大分更新が遅れたことをお詫び申し上げます。
今回は前回の続き。
前回は面接なんて嘘つき大会化しているし、面接受けている奴なんてみんな緊張しているんだから、そんな奴らと話したところで、そいつの為人なんて分かるわけねーだろ
って話をしたな。
今回は、面接はワイみたいなヤバい奴を篩にかけるために存在している、という言説についてワイが思うことを重点的に書いていこうかな。
3.ヤバい奴フィルター(ざる)
先に述べたように、面接の存在意義としてよく言われているものに、「ヤバい奴を弾くため」というものがある。でも、ワイから言わせてもらえば、これにも疑問符が付くわけよ。
以前、OMMC姉貴(※ご存じない方へ:調べる際は自己責任でお願いします)ってのがネットを騒がせてたな。今でも時々TwitterのTLに流れてくることがあるから、覚えている人も多いと思う。
彼女も内定を貰っていたが、例のOMMC動画のせいで内定取り消しになったとか(ネット情報なので真偽のほどは定かではない)。
そう、OMMCネキも一度は内定を貰っていたのである。
飲み会であんなコールをやり(それはまだ良いにしても)、剰えそれを顔出しでネットにあげちゃうような情報リテラシーの欠片もないヤバい奴が、一度は内定を貰ったのである。それなのにワイときたら。
ヤバい奴、全然見抜けてないじゃないか。
彼女に限らず、後から内定取り消し処分にしなきゃならないようなヤバい奴や、入社した後に不祥事を起こして警察沙汰になるようなヤバい奴を見抜けてねえんだから、面接なんてヤバい奴フィルターとしてほとんど機能してねえってことじゃねーか。
でも、OMMCネキはある意味すごいと思うよ。
だって、あれから1年以上経っているというのに、今でもこんなこの世の終わりみたいなブログにさえ取り上げられてるんだからな。
ここまでのムーブメントを起こせる人は世の中にそうそういないだろうよ。
4.ヤバい奴がヤバい奴フィルターをしている可能性
ワイが思うに、“面接=ヤバい奴フィルター論”は、
面接官(or採用担当者)はまともな奴に違いない
という、性善説に基づいた言説だろう。
しかし、そもそもヤバい奴か否かを判断する面接官がまともな奴だという保証はどこにもない。
その最たる例が、“その先は、言う必要ありませんよね“でお馴染み、トンボ鉛筆のS氏だ。
8年も前のことになるため、ご存じない方のために件の概要を説明すると、
当時トンボ鉛筆の採用担当者だったS氏が、東日本大震災の被害に遭われた直後の就活生に対して、あまりにも配慮に欠けた対応をした
というものだ。(より詳細を知りたい方は、インターネットで検索してみると良いだろう)
この一件を見て分かる通り、S氏のように被災者に対してお粗末な対応をしてしまうようなモラルや常識に欠けた人物が、採用担当をやっているという場合もあるということだ。
果たして、被災した就活生の心情はおろか、彼らの置かれた状況や、このご時世に件のような驕り高ぶった対応をすればどうなるかも理解できないS氏のような人物に、まともな人材を選定することが出来るだろうか。ワイは出来るとは思わない。
S氏のような逸材は滅多にいないにしても、表に出てきていないだけで、ヤバい面接官は世の中たくさんいると思うよ。
※そしてこの1件は、このような人物を見抜けていないという点で、面接がヤバい奴フィルターとして機能していないという事の好例でもあるだろう。
5.昔の常識、今の非常識
一昔前なら大丈夫だったことも、今やったらアウトだってことも多いと思う。
それは近年、ハラスメントと呼ばれるものの種類が(良くも悪くも)増えてきていることを見れば明らかだろう。
例えば中年の男性社員と、若い女性社員がいたとする。
中年男性の方が女性社員に、ほんの軽い冗談のつもりで少しいやらしい事を聞いたら、その女性に
「それ、セクハラですよ」
と、不快感を露わにガチな声のトーンで言われたとする。
おそらく、この中年男性としては特に悪気があってやったわけでもないし、彼が若手社員の頃だったら普通に冗談として受け流されていたかもしれない。
しかし、世代間ギャップと言ってしまえばそれまでなのかもしれないが、(ハラスメント認定にも行き過ぎだと思うケースもあるにせよ)今の基準に照らせばこれはセクハラ認定され得る行動であり、この中年男性は非常識だったのである。
このように、一昔前の常識と現代の常識に大きな乖離があるということは往々にしてある。
そして、そんな頭の中に現代の常識をアップデート出来ていないような人物に、果たしてヤバい奴フィルターなんて本当に務まるだろうか。
大体、如何に非常識な奴が面接をやっているかは、面接時の質問を思い出してもらえれば一目瞭然だ。
「お酒は飲めますか」
「付き合っている方はいますか」
「血液型は何ですか」(からの性格がどうのこうの)
「結婚の予定は?」「結婚しても仕事続ける?」(これは女性が訊かれるケースが多いと言われている)
全て列挙していったらキリがないのでこれくらいにするが、このような質問、就活を経験したことのある方なら一度は聞かれたことだろう。
もし、一般企業なり官公庁で採用担当をしている奴がこれを見ていたら、他はどうでもいいからここの太字部分だけは覚えておけよ。
今の若い子は、上に挙げたようなことを面接で聞かれたら、表情はニコニコ笑っているかもしれないけど、
内心ではドン引きしてるからな!
ついでに言っておくと、お酒はまだ就活生に引かれるだけで済むかもしれないけど、後の3つは面接では聞いてはいけないNG質問だぞ。
NG質問の中には罰則付きのものもあるから、採用担当者も就活生も事前にネットで調べておくのが良いな。
※ワイが受けたところの中には、上のようなことに加えて、“答えたくないなら答えなくてもいい“って前置きした上で、
「宗教とか、政治的活動に参加したことがあるか」
とか聞いてきたところもあったな。NG質問の数え役満のような面接をされてビックリしたゾ。
もちろん、ワイにそんな経験は無いゾ。
そんなこと聞いてくる面接官なんて、どう考えてもまともじゃないからな。
普通にコンプライアンス違反だし、このご時世でそんなことを面接で聞いたらどうなるか全く理解できていないようなヤバい奴ですって自己紹介しているようなもんだぞ。
世の中には、そんなヤバい奴が採用担当をしている企業もたくさんある訳だし、そんな状態で本当に良い人材を確保できるとは思えないんだよなぁ……。
というわけで、今回はここまで
本当は、今話題になっているバイトテロの事や、少し雰囲気が暗いからとかコミュ障だからって排除しないでくれってこともここで書きたかったけど、これ以上やるとこの1記事だけかなりボリューミーになってしまうので、これらはまた機会があれば記事にしようかなって思います。
というわけで、
・今回の総括
ワイもこんな記事書いているのがバレて、内定取り消しにでもなったら草も生えねーな。
ま、取り消し以前に内定がないんだけどなwwwwww
面接って、本当に必要?(前編)
※この記事は筆者がただ単に「面接が大っ嫌いだから」という理由で執筆されたものです。あまり深く考えず、生暖かく見守りながら読み進めていってください。
面接による評価は昔から行われてきた。しかし、近頃の採用は「人物重視」の傾向が強くなって、人柄やそいつの雰囲気、コミュ力などがより重視されている。
みたいなことを大学の就活対策講座で耳に胼胝ができるほど聞いた。
最近では面接のほかにグループ・ディスカッションとかプレゼンテーションみたいなことをやらせるところも増えてきた訳だけど、ほんとクソ面倒くさい世の中になってきたなオイ。
それはさておき、今回は「人物重視」とか言ってるけど、
たかだか20~30分(面接が複数回ある場合は計1~2時間くらいかな?)話したくらいで一体そいつの何が分かるんだ? って話。
- 渡る世間は嘘つきばかり
面接なんて(就活全体のことを指してるのかもしれんけど)“嘘つき大会”だとよく揶揄されているよな。ワイもまさにその通りだと思う。
・ガクチカとか自己PRのエピソードを盛ったりねつ造したり、
・趣味、特技で本当はちょっと齧ったくらいのものを言ってみたり、
・本当は第一志望じゃないのに「御社が第一志望です」と言ってみたり、
・「志望動機は~~の時、○○〇で――だから△△」とか心にも無い適当なこと言ったり、
大体、志望動機なんて聞いてきやがるけどさ、そんなの余程特殊な職業でもない限り「金とある程度安定した社会的地位が欲しいから」に決まってんだろうがよ。
おい、面接官どもよ。これを他人に聞く前に自分の胸に手を当てて同じこと聞いてみろや。お前らも同じ理由だろ? そういうことだよ。
※同じゼミの人たちの話によると、志望動機なんて全然聞かれなかったとかなんとか。
面接官も就活生が嘘ついているのを前提に(自分も就活の時にそうしたからかな?)、色々と深掘り質問をして真偽を確かめるけれども、それでも見抜かれないように巧妙に話を作って潜り抜けてくるような奴もたくさんいるからねー。
しかも、企業も企業で待遇面とかで結構嘘ついているって話も聞くし、もう救いようもねえわ。
“本音と建前“がどうのこうのって美辞麗句を並べてるけど、ただの嘘と虚飾だからね。
嘘ついたらいけませんって、家庭や小学校で教わらなかったのか?
虚飾に至っては、7つの大罪の前身とされる8つの枢要罪の1つとされているくらいだからね。
大分長くなっちまったが、ワイは別に嘘ついていることを責めようと思ってこの記事書いているわけじゃないんよ。
こんな状態で企業も就活性も相互理解が進むわけねえだろってことを言いたいわけよ。
そのことを示すように、大卒新卒の3年以内離職率はどの年も大体3割程度と言われている。つまり、それだけ企業と就活生の間にミスマッチがあるということだ。
これはあくまで3年以内“離職率”だから、辞めはしないけど
「こんなクソみたいな会社、さっさと辞めたいなあ」
って思っている潜在的なミスマッチはもっと多いだろうよ。
おっと、面接とは大分関係なくなって来ちゃったかな?
つまり、人物重視なんて言ってるけど、多かれ少なかれ就活生なんて全員面接で嘘ついているというのに、そんな嘘つき大会で一体そいつの何が分かるんだ? ということだ。
嘘と虚飾まみれなのに、「こいつは○○な人柄だから~」とか「こいつはやる気がありそうだ」なんて分かるわけねーだろ。
まあ、せいぜい分かることと言えば、平気で嘘をつくような人間性だけだろう。
そして、就活生の嘘を見抜けないまま採用していった結果、
「あれ、思っていたのとなんか違う」
とか、
「何だこいつ、全然使えねーぞ」
とか言っているのである。
はっきり言おう。
使えないのはお前らもだ。
2. 緊張している
これは言うまでもないだろうが、面接に来た就活生は緊張している。それが真剣であればあるほどね。
慣れないスーツに身を包み、ドアを開けると無機質な空間。
待ち受けるは、自分の合否を左右する決定権を持った数人の面接官。
部屋全体に流れる重苦しい空気。
それは幾ら面接官が明るく振舞ったり、就活生をリラックスさせようとしたりしても変わらないだろう。
何故なら、採用面接は人生を左右する重要な場面だから。
そう、世の就活生にとって面接とは極めて異質な空間なのだ。
ゲームで例えるなら、ミッションコンプリートのための必須条件となるボス戦みたいなものだろうか。
そのステージは攻略できればクリアに一気に近づく反面、難易度もそこそこ高く、上級者でも少しミスをすればパーティーは壊滅し、ゲームオーバー。このゲームはセーブ機能がないため、負けたらもう一度最初からやり直し。
そんなもの、失敗したところで実生活には何の影響もないゲームですら緊張するだろう。
きっとその面に辿り着いたら腕捲りをし、汗でびしょびしょの手で、背中を丸めてゲーム画面に顔を思いっきり近づけながらプレイするに違いない。
部屋に親や兄弟が入ってきて話しかけて来ようものなら、
「うるせぇ! 今忙しいんだから黙ってろ!」
とブチ切れること間違い無しだ。
面接に来ている就活生だって同じだ。
いや、面接は内定がかかっているので、その緊張はゲームの時とは比べ物にならないだろうよ。そいつが真剣なら真剣なほどね。
そんな極限まで緊張した就活生に、面接という先述のように極めて異質なシチュエーションで質問したところで、そいつのことを本当に理解できるわけがないだろうよ。
就活生だって、伝えたいことの1割も話せなかったってことだって結構あるだろうに。
というか、面接官どもがどんなに珍妙な質問をしても、圧迫面接で横暴な態度をとっても、
「こちとら人生かかってんだぞボケ!」
とマジギレしないだけ世の就活生達は立派なものだと思うよ(勿論、ワイも面接でキレたことは無いゾ)。
逆に、ちっとも緊張していないような奴は、多分その会社のことを滑り止めくらいにしか思っていないんじゃないかな?
ただ、緊張しているかどうか見れば、そいつが真剣かどうかは分かるから、
「真剣な奴が欲しい」とか言うんだったら、面接でガッチガチに緊張している奴を採ればいいと思うよ(適当)
緊張という事に関して言うなら、ゲームと同様に場数を踏んで慣れれば極端に緊張することは無いだろうな。
それでも、祈られたら面接会場までの移動費・宿泊費などの費用に加え、それまでやった履歴書の記入やらOB・OG訪問やら企業研究やらに費やした時間や労力が全てパーになるからな。
その時間があったら、どんなに筆が遅い奴でもブログの記事を5本は書けるぞ。
しかも、ゲームと違って一度ゲームオーバーしたら、同じ企業は再チャレンジ出来ないし。
それに、あがり症だったり緊張しやすい人も世の中たくさんいるわけで……
やっぱり、どんなに場数を踏んでも緊張するものは緊張するだろうよ。
まあ、ネットで調べたところによると、数こなして場慣れしても、
「面接慣れしてる奴は何か嫌だ」
みたいな
ふざけたことを抜かす人事もいるけどな。
知らんがな。じゃあ、どうすりゃええねん……
書いているうちに文字数がえげつないことになったので、この続きはまた次回(多分、明日か明後日)ということで。
というわけで、
・今回の総括
そんな考え方だから、ワイはいつまで経ってもNNT
ワイを落とした人事へ、君らは最低限人を見る目があるから安心しろよな